「お前・・・保育士になってから変わったよな」
これ。よく言われるんですよね(笑)
◆ 前回のブログの続き・・・かな??
”膝へのこの不安が今の自分をここまで成長させてくれた”
きっとこれが今の私に繋がっている
どこかの取材でも話をしたけれど・・・私は常に保育は8割投球☆
始めて膝に違和感を憶えた7月のお泊り保育。
私は何が何でも3月末までは保育園に在籍したかった。
だから園長に無理を言って「3月末」で退職届を受け取ってもらった。
で・・・その結果、この膝の影響で数年間保育現場から離れることに繋がった。
今を思えば大きな矛盾があって・・・
・この両膝の状態では万全な保育なんて出来るはずがない。。。
・また脚が動かなくなった時、それが保育中だったらどれだけ迷惑をかけてしまう。子どもの安全は??
だから私は保育現場に戻る時には、この膝の不安が取れるまでは戻りたくない。保育中に膝が気になって保育に集中出来なくなるような自分は絶対に嫌だった。
完璧主義というより・・・融通の利かない自己満足の塊でしかない男ですね(笑)
◆ 尖りすぎた鉛筆の先端は簡単に折れてしまう
今思うと、新人時代の私は本当に真っすぐというか・・・
理想が高くて、その理想をおいかけすぎる夢追い人。
でも根拠のない自信と自意識過剰で、周りに合わせるという考えは二の次だった”未熟すぎた井の中の蛙”
きっとあれはあれで、若さゆえに面白い可能性もあったのだろうけれど・・・
よっぽどの天才でなければ、間違いなくどこかで潰れるか潰されると思う。
そして私は天才ではなかった(笑)
バキッ!!!
きっと人間も鉛筆と同じで、とにかく全力で挑み続けると、ある時前触れもなく、いきなり折れてしまうのだと思う。
そして、多少傷がついたり疲れてしまったくらいならばすぐに修正は聞くけれど、完全に折れたら修復まで時間がかかる。
それは鉛筆以外にも、車や自転車の運転だって全速力ではコーナーは曲がれないし、結果として長い目でみたら事故やロスが多くなり安定した結果は残せない。
つまり・・・ここぞという時に全力を出すことは大事でも常に100%の状態では、メリハリをつけたり、そこから更にギアをあげたりすることが出来ない。
そして、、、余裕がなさ過ぎて逆に隙を作ってしまったり、一気に心も体も疲れてしまうことにもなる。
全集中の呼吸って・・・すっげぇ疲れるし、長時間続けると体のあちこちが悲鳴をあげるんでしょう??(笑)
そんでもって『選ばれた天才にしか使いこなせない』
そりゃあ、20代の私は壁にぶつかりまくりで、そしてその都度色々と悩みすぎては苦しむわけです(*^▽^*)
◆ 8割投球はサボりではなく努力の結晶
8割は手抜きではなく、自分の中でベストが出せる状態。
これより下回っていたら、準備不足や消化不良を感じてしまうし・・・
これを超えていたら、何かあった時にそのことを受けとめる余裕がないから、結果として冷静な判断が出来ない。
そして困ったときにはその状態を上回るものを出さないといけないのだから、全力ではその対処が出来なくなる。
でもこれって・・・
私だけじゃなくて保育士さんの多くが常に100%で挑んでしまうから色々悩んだり、疲れたりしちゃうんじゃないのかな(*'▽')??
◆ そんな8割投球における自分の掟
これは学生や新人さんには必ず言っていることなんですが・・・
8割投球ってことは、まず自分の全力がどれくらいなのかを把握していないとダメですよね★
そして・・・
子どもたちと遊んでいる時だけは、100%の全力で遊ばないと想いなんて伝わらないですよね(*^▽^*)