こばやしだいすけ...保育士として旅に出ています

こばやしだいすけという現役保育士がこの在宅勤務と家庭保育の期間を本当に自由気ままに毎日を楽しみながら過ごしています。

保護者の気持ちを考える・・・(専業主婦だって大変なんだ)

◆ 久々のブログ更新です

 

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前回は、在宅勤務をしながら家庭保育の難しさを実体験から解説しましたが・・・ 実は子育てって専業でしていても大変なんです。もしかしたら保育士だからこそ、この大変さってイメージが沸かないかもしれませんね。

 

 

 

 ◆ 対象年齢と適度な距離感

 

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これは特に0~3歳児あたりが一番感じるのかもしれないんだけれど・・・。友達や恋人は相手を気遣うことが出来るでしょう??

 

うちの長女も小3だからある程度の気遣いは出来るようになっているし、こちらの行動や言葉も理解してくれるから想いが伝わることがハッキリわかる。

 

でも特に3歳以下の子の場合は、どうしても子どもに合わせ続けてあげないといけない。それは親として当然とわかっていても・・・それが2人っきりの空間でずっと間近で何日も何日も続いていると、自然とどこかで発散したり、誰か話を聞いて欲しいってSOSを出したくなると思うんだ。

 

多分、子育てには適度な距離感と適度な集団環境が必要なんじゃないかなって今回感じたんだよね。

 

多分だけれど・・・

 

「親として子どもたちにしっかり関わらなければいけない」

「子どもたちに出来る限りのことをしてあげたい」

 

という想いが強い人ほど、適度の息抜きが出来なくなって苦しんでしまうのではないかな??

 

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特に保育士は「子ども第一」で自然と考えてしまったり、理想を高く持って保育をする傾向が強いから、子どもと1対1で接することが大変と感じること自体、不思議に感じてしまう人も少なくないのではないでしょうか。

 

 

 

◆ 保育園における地域子育ての本当の意味

 

「 専業主婦より働く保護者の方が大変」なんて表現をたまに聞くけど、それは違うと思う。

 

専業主婦は家事に充てる時間は働く保護者より大幅に多いかもしれないけれど「適度な距離感」や「適度な息抜き」が出来ないと働く保護者より自分の時間が取れないこともあるんじゃないかな。

 

そう考えると「保育所体験」とか「地域育児相談」といったことを保育園が実施することは必要不可欠だと思うし・・・

 

「自身のリフレッシュの為に一時保育を使う」というのも必要な子育て支援なのではないでしょうか。

 

核家族世帯が増えて、シングルで育てている方や、相方に育児協力はおろか子育ての話すら聞いてもらえない家庭だってある。

 

そんな時に、話を聞いてくれたり。一緒に子どもを見てくれる保育園の存在って本当に心強いと思います。

 

そして・・・

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現役保育学生の言葉